【小学6年生の思春期・反抗期】子どもに向き合う親の姿勢とは…を考える

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小学6年生との接し方。距離感が難しくなる時期ですよね。

そしてどうやら思春期・反抗期に入っている様子。

自分で『思春期なんやけん』というからには”思春期”なのでしょう。

口答えも激しくなってきています。

そんな彼とはここ1ヶ月ほど会話がままならないことがよくあり、気持ちが読めないと感じることが増えてきました。

ちなみに元々はいろいろとなんでも喋ってくれる気持ちの良い少年です。

ただそれは彼にとってはストレスの原因となるようなイベントが続いたことも要因の1つかなと感じます。

3年間取り組んできたブラスバンドの集大成となる発表会があったり、スポーツの大会があったり、中学受験について考える期限が差し迫っていたりと彼なりに考えることが非常に多く気持ちに余裕がなかったんじゃないかと、今では思います。

私自身は子どもに対してはコミットメントをする方です。

欠点としては、もう少し我慢して物事を発言するように気を付けなければならない、という事。

止めればいいのにすぐに「あれやったんか」「これやったんんか」などと口にでも出ちゃうタイプです。

特に長男とは2人で宿泊を伴う遠征に行くこともあり、2人時間を多く過ごしてきました。

これまでの彼の気持ちが手に取るように分かっていた分、今の状態でどのように声をかけてやればいいのか分からない状況になっていました。

会話はいらない

そんなこんなで迎えた3連休の初日。

この日は珍しくフリーですが昼からヨットの整備をするためにハーバーにやってきました。

目的はセールの張替えなので私と息子の2人のみです。

ただ黙々とセールを張り替えていきます。

これまでの私なら「ついでに練習でもしていくか」なんて言っていたでしょう。

ただココはグッと我慢。

「今日の目的はセールの張替えだけ、余計な提案はなしにしとこう」と決めていました。

3連休の2日目、3日目に行われる練習のため、ある程度の艤装まで終えて帰路につきます。

”会話は多くはなかったけど明日のために良い準備はできたな”と感じ、お互い満足気な空気感が醸し出されていました。

キャッチボールはやっぱりイイね!

クルマにはキャッチボール用のボールをダッシュボードに置いております

なんとなく柔らかい空気感だったので

「少しキャッチボールでもして帰るか」

と一言。

ヨットとは切り離して、あくまでふれあい程度という軽い気持ちで打診してみると

少年
少年

「いいよ、やろうや」

と答えてくれてました。

”キャッチボールなんて何ヶ月ぶりだろう”なんて思いながらボールを投げあいます。

少年
少年

「オレちょっと下手になったんよね」

少年
少年

「学校のスポーツテストでこんな成績だったんよね」

なんかね、会話が弾むんですよ。

キャッチボールは近い距離から始めて距離を長くしてみたり、最後は会話の聴こえるくらいの距離。

じんわり心の距離も近づいてきたような感じがします。

実際の時間にすると10分程度でしょうか。穏やかな時間を過ごすことができましたね。

ボールを介しての物体の往復はいつしか気持ちのキャッチボールに繋がっていました。

親の意思だけでは気持ちは動かせられないことを認識する

私個人の欠点なのですが”すぎる”点があります。

言いすぎる、やりすぎる、やろうとさせすぎる、気持ちを持っていきすぎる…。

12歳にもなったらもうティーンエージャー手前です。

大人とまでは言いませんが、個人としての存在を尊重させることが改めて大事だと思いました。

そしてそこには言葉はいらない。

ただそばにいるだけでよい。

彼は彼なりに考えて行動をしている。

そこに足らないものをエッセンスとしてアドバイスをすればよい。

 

中学受験についても結局しないことを決めたようです。

その決定については彼の意見を素直に尊重します。

小学校からは受験希望者に800字の原稿用紙を渡されており『なぜこの学校に行きたいのか』という題目で作文を書いてくるよう課題が出されていました。

もう受験をしないと決めたとはいえ、必ずどこかで”あの時受験してあの学校に行っときゃよかった”と後悔するはず。そこは妻も同意。

どちらの学校に行ったにせよ後悔することはあるはずと。

その課題に対して”なぜ受験しないことを決めたのか、今の自分の気持ちを書いておきなさい”と伝えました。

書いておくことで後悔があった時に自分の気持ちの踏ん切り地点、振り返り地点として認識できるからです。

そして「お父さんお母さん、もちろん先生にも見せなくて良いから、自分の分かるところに取っておきなさい」と伝えました。

小学校期間の6年間、そして12年の人生の中で一番身近に染み入るであろう諸々の活動の卒業・終止符と決断。

1つ1つ壁を乗り越える彼がまたどんな選択をしていくのか非常に楽しみです。

 

そして私自身も成長しなければならない、とつくづく感じます。

むしろ私の成長スピードが彼にまったく追いついていないので…💦

 

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いやー子育ては親育てでもありますね。

子どもが3人いると個性ももちろんみんな違うから日常が面白いです。

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