今年の上半期(1月~6月)は皆さんの生活いかがだったでしょうか。
コロナによる影響を全国民が受け、そしてほぼ毎年全国のどこかしらで受ける豪雨被害。
なかなか『日常』を取り戻すのが難しい毎日が続いています。
そんな最中、我が家では妻がパートタイムで働いていた仕事を退職しました。
またそれと同時に9月ごろからは再度働きに出るよう目論見を立てました。
今回は妻の仕事退職と再就職に関わるロードマップを綴ります。
4月末で介護事務職を退職
4月末のタイミングで約4年勤務していた介護関係の事務職を退職しました。
妻の勤務時間は9時~13時までと比較的短い勤務体系。
その理由が次男の幼稚園のお迎え時間の兼ね合いと扶養手当を考えてのことでした。
幼稚園は基本的に14時までの保育です。
その後の有料で延長できるのですが、我が家では出来ない理由がありました。
それが次男のてんかんです。
ー環境の変化ー 次男持病(てんかん)対策と小学校入学
次男は持病で”てんかん”を持っています。
初めての発症は2歳10か月。
彼の場合の症状は就寝後しばらくすると発作を起こすタイプで救急車に運ばれる事も数回体験
この4年で身体も成長してきたので薬も加減ができるようになりました。
この1年ほどは発作は起こしていませんがてんかんの特性上長期戦になるのは間違いないありません。
幼稚園時代はこれがあったため、お泊り保育もNGでした。
預かり保育も寝てしまうと発作を起こす可能性があるためNG。
その為、13時までの短時間勤務ができる職場で働いていました。
そんな次男も2020年4月から小学校に入学。
妻からは小学校生活が慣れるまでてんかんも心配だから家にいてあげたい、という思いを告げられました。
そしてまずは今務めている仕事にいったん区切りをつけたいと。
予定としては5月末に退職、夏休みまでは家で見守るというという流れで考えていると相談されました。
ただ、今年の場合はコロナ影響がありました。
小学校に入学したもののコロナ影響で緊急事態宣言もあり入学式後すぐに5月下旬までの長期休みに。
この状況を踏まえて当初5月予定にしていた退職を1か月前倒しして4月末で区切りをつけたのでした。
退職後の動き -妻の行動ー
5月は子どもたちに寄り添う
妻の退職後の動きは早かったです。
まず失業保険申請など退職後の手続きを市役所へ赴き早々と済ませます。
5月はステイホームしている三兄弟を飽きさせないよう勉強に付き合ったり、弁当作りを手伝ったり、たまに公園に連れて行ったり母親としての目いっぱいの行動をしていました。
子どもたちにとっても家に母親がいてくれるということは安心感があったのではないかと感じます。
そんな5月を終了し、6月に。
6月は次に仕事にむけて動き出す
5月25日から小学校が再開しました。
子どもたちは小学校へ行きだし、妻は自分の時間を確保できるようになりました。
そして派遣会社への登録など再就職について行動し始めます。
ワタシからすると『まだ6月やろ』ってな感じですが、後のこの行動が効いてきます。
ちなみにこの地区だとアビリティセンターとクリエアナブキが有力な派遣会社のようです。
そして失業保険関係のこともありハローワークにも定期的に顔を出していきます。
希望時間は9時~15時で土日休み
希望は【事務職】(できれば総務)、【勤務時間】9時~15時、土日祝休みです。
この15時までというのがこだわりポイント。
15時区切りはパートや派遣会社でなかなか見当たらないのですが家計のためにもなるべく多く働きたいと。
そして子どもたちが返ってくる時間帯には家にはいたい、というものです。
この考えにはワタシも賛同しました。
- 私の給料だけでも生活はできるので時間の猶予はある点。
- 15時区切りは派遣会社の担当者視点では少ない申し入れのはずなので、妻の希望は担当者目のに留まりやすいと思われる点。
- 妻の強い意志を示すことで、この人は15時まではしっかり仕事をするだろうと期待を持たせられる点
以上の点から数は少ないだろうけど、希望時間帯の仕事が出れば連絡は必ず貰えるだろうか必要以上に再就職をあせらずに決めたらいいんじゃないと伝えました。
そして3か月経っても決まらなかったら失業手当も出る、という事も無理に焦らないポイントでした。
派遣会社のとの面談後、1週間で連絡
ワタシの帰宅後、開口一番

派遣会社の担当者さんから
『本当にしっかり働きたいんですね』って言われた~。
面接で将来の目標も踏まえ、しっかり働きたいということをアピールしそこを評価してもらえた様子。
妻自身、当然ですが働くなら周りの環境も良くなるようにしっかりと働きたいという考え。
担当者もその点を意気に感じてくれたようで『良い案件があったら持ってきますね』との事。
面談後、1週間もしないうちにアビリティセンターから連絡が。

ご希望されていた9時~15時のパートが出てきましたよ。
ただ先方は8月1日からの勤務を希望されていますが…。
この地区きっての大手企業からの派遣オファー。
とはいえ夏休みが始まる8月1日からの勤務はどうなんだろうと妻からの相談。
ワタシからのアドバイスはこんな感じです。

やる気と経歴に魅力を感じてくれてオファーしてくれたんやからこちらの希望もも伝えてみたら。
ダメもとでもいいから8月中旬~とかの勤務でもいいか相談してみたら。
案外お互いの擦り合わせで変更できる可能性もあると思うよ。
8月1日から働きだすと夏休み期間を子どもたちと過ごすという当初の目的とは異なる。
すぐに職につかなきゃ、という状況でもないのでまずは自分の要求も伝えてみたらと。
派遣会社にその意向を伝えた結果、お盆明けからの勤務でOKという事でを合意!
前職よりも時給も上がるし、勤務時間も上がります。
我が家の家計力の向上にも寄与します。
妻の2か月の再就職活動をそばでみて感じた事
妻自身が次を想定しながら先手先手を考えて行動していたことがよく分かりました。
9月から働きたいって言っていたのにもう今から行動?とか。
派遣会社も1社だけでなく2社に連絡するなど用意周到です。
担当者の面談の様子からクリエの方がいいかな~、なんて話していたところでアビリティセンターから連絡を頂いて決まったのでなんとも分からないものです。
9月から働きたいという希望を出していたから8月から働いてい欲しいというオファーを頂いた。
お互いに合意点を見出して納得できる期間から仕事をはじめる。
多少の修正はありつつも、ほぼ妻の理想通りのロードマップを歩めています。
やっぱり事前準備は大事だし、やる気も大事だ。
パートだ、派遣だ、正社員だなど関係なく、その姿勢はお天道様が見ている証でしょう。
妻の再就職も決まりこれで我が家は一安心。
勤務時間が2時間長くなり、パート時代よりも時給が上がるためだいぶ家計の足しになります。
出来る妻に助けられる自分の仕事への取組みに見直しにも繋がる【妻の再就職のためのロードマップ】でした。
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