子どもに向けてのお金の教育ってどんなふうにされていますか?
各家庭でそれぞれ考え方が違うと思います。
そもそもお小遣いに関してもお手伝い制や月額制、必要な時に都度あげるパターンなど様々でしょう。
我が家ではお手伝い制をアレンジしたPayシステムだったりします。
マネーに関しての個人としての考えとしては貯金派ではなく、余剰資金に関しては投資をしたい派です。
まぁ余剰資金といっても投資額は知れています。
ただ少額でも毎月積み立てる事で複利の力の恩恵も受けたいという考えのもとiDeCoや積立NISAに投資しています。
貯金については長期にわたって0.001%、定期にしても0.01%という利率なので今の時代は貯金ではなく投資へ、という事なのでしょう。
でなければ国のプロジェクトとしてこんなに投資についての優遇措置が出るわけないですからね。
そんなこともあり、子どもたちにイマの時代に即したお金の勉強=投資することの意義を知ってもらいたいと思っていました。
きっかけはジュニアNISAの終了
そんな中ジュニアNISAの制度変更のニュースが流れてきました。
きっかけは2023年12月にジュニアNISAが終了される事が確定した事です。
それに伴いネックとなっていた口座からの引出しがいつでも可能になりました。
もう少し詳しく説明しましょう。
まずNISAの特長として引出し時に通常利益に対して20.315%かかる税金がかからない、という最大のメリットがあります。
一方でジュニアNISAには口座開設者(子ども)が18歳まで原則引き出しできないというデメリットを抱えていました。
それがジュニアNISAの終了がきっかけで2024年1月以降18歳未満でも制限なしで資金が引き出しできるようになりました。
要は2024年1月以降は子どもが園児でも小学生でも中学生でもいつでもペナルティなしに資金の引き出しが可能になったという事です。
両学長の動画に分かりやすく説明されています。
SBI証券で口座開設
この情報をきっかけに子どもの未成年口座を開いて少額でも良いから投資してあげようと考えました。
資金源は春先に給付されたコロナ対策としての給付金10万円です。
1つハードルとなっていたのは、子ども用の未成年証券口座を開くには親権者の証券口座が必要であるという点。
ココについてはワタシ自身がSBI証券で口座を開いていたこともあり、子どもたちもSBI証券で開設しました。
申請用の書類を請求をし、マイナンバーなど必要項目を記載し、ポストに投函。
手続き自体は簡単です。
約2週間後にはSBI証券からジュニアNISA口座開設の封書が送られてきました。
よしっ!これで投資を開始できるな、と思ったのもつかの間、入金面で新たなハードルが…。
親の口座から子どもたちへの口座への入金振り替えができないのです。

ゆうちょ銀行にも口座開設
証券口座に入金するにはその証券会社と提携している銀行から入金するしか手段がないのです。
それも子ども自身の名義口座で。
思わぬトラップに引っかかってしまった感じですが、ここは全国どこでも使えるゆうちょ銀行にで口座を作ることにしました。
ゆうちょ銀行は窓口でしか口座を作ることができないため、時間はかかりましたがなんとかゆうちょ銀行の口座にお金を入金することが出来ました。
ただ、ここでも新たなハードルが出てきました。
ゆうちょ銀行ATMからSBI証券に銀行振込するには当然ながら手数料がかかるのです。
ただでさえ月3,000円という投資額です。
半年分入金するといってもこんなものに手数料は取られたくありません。
という事で、ゆうちょダイレクトに登録することにしました。
ここでも申込み資料を取り寄せて、ポストに投函。
結局思い立ってから2ヶ月以上たってようやく子ども名義の証券口座に入金することができたのでした。
ジュニアNISAの投資先どうする?
子どもたちにSBI証券のランキングを見せながら投資先を選ばせます。
投資先は積立てを意識できるようにリスクも分散できる投資信託です。
この選ばせるのって面白いですよね。
それぞれの概要をざっくり説明すると子どもながらじっくり見て考えます。
日本にする、アメリカにする、アメリカのS&P500にする、世界にするなんて聞きながら選んでもらいます。
そして決めたら早い!!
小6の長男は「お金の大学」で事前に情報収集しており、S&P500にすると早々に決めました。
通用SBI・バンガード・S&P500です。
小4の娘は兄とは会社の違うところにしようとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
小1の次男は世界に投資してみよっかと話をしてeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)です。
このように結局のところ近いトコロへの投資とはなりましたが、3者3様で投資先が決まりました。
『インベスターZ』にハマる長男
仕事から帰ってくると長男がソファでインベスターZを読みふけっています。
個人的に買ってきたマンガですが、「高校生が主人公だし読めばハマるから読んでみたら」と勧めていたのですがまだ興味がないのか、積読されていた状況でした。
これを読み進めている長男。
聞くと「投資を始めたから読んでみようかなと思って」との事。
少し時間はかかりましたが向かってほしい方向に進みそうです。
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