【フェリーで一気にワープ】四国・愛媛から九州・大分別府までの移動手段を比較してみた

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愛媛県から九州や大分県に行くにはフェリーが圧倒的にラクです。

自動車で行くとなるとしまなみ海道や高速の山陽道を延々と走ることになり、関門海峡を渡ることには5時間程度はかかる事でしょう。

一方フェリーとなると愛媛の出発地点の場所にもよりますが、松山からだと八幡浜港までは1時間程度で行けます。

船に乗ってさえしまえば、後は目的地に着くまでソファや床に寝そべってゴロリと。

そしてなんといってもココで紹介する宇和島運輸フェリーも国道九四フェリーも船が新しくなっています!

宇和島運輸フェリー

国道九四フェリー

どちらもきれいな内装やインテリアも備え、イートインスペースもあります。

従来の船旅とは一新された印象を持つのではないでしょうか。

宇和島運輸フェリー(八幡浜港ー別府港、八幡浜港ー臼杵港)

このフェリーの特長はなんといってもWi-Fiが完備されている点。

3時間弱のフェリー旅もWi-Fiがあればなんとでもできそうですよね。

そして自動車も150台近く積載できる能力があるので船がどっしりとしている点。

聞くところによると豊後水道の中でも比較的安定している航路を走っているようで気になる揺れもそんなに感じません。

まさに九州へ渡る王道パターンといえるでしょう。

宇和島運輸フェリーHPはこちら

宇和島運輸フェリー
四国(八幡浜)と九州(別府・臼杵)を結ぶ宇和島運輸フェリーで快適な船旅をお楽しみください。運賃、時刻表、予約、乗り場の紹介。

運航ダイヤ

だいたい2,3時間に1本という運航ダイヤでしょうか。

八幡浜・別府便には船内休憩も出来る便がありますね。

運賃

下記に挙げる運賃に加えて燃油価格変動調整金として基準値によって費用がプラスアルファになる可能性があります。

まずは旅客のみの場合

自動車及び二輪車の場合です。

船内休憩

深夜便には船内休憩できるフェリーもあります。

八幡浜00:20分発(別府行き) 船内休憩05:30分まで

別府 23:50分発(八幡浜行き)船内休憩05:30分まで

※電話予約時に申請。時期によっては船内休憩なしもあり。

割引運賃

割引運賃として以下があります。

・往復割引

・インターネット割引

・事前決済割引

・団体割引

・身体障害者・知的障害者・精神障害者割引

・ビジネスクーポン、トラック航行回数券

・JAF割引、お遍路割引、フェリー接続割引

お遍路割引なんてあるんですね。

国道フェリールート(三崎港ー佐賀関港)

国道九四ルートパターンですね。航路は三崎港から佐賀関港です。

三崎港への入り口となる保内口からは約1時間かかります。

そして佐賀関港から別府港までも約1時間20分ほどかかります。

宇和島運輸フェリーとの違いは市街地までの距離を船では無く車で走る、といったところでしょうか。

車の走行時間とフェリー時間のトレードオフを感じますね。

約31kmの距離を70分で航行します。

ちなみに2021年2月より船が新しくなりました。

HPより

 

内観はこのような感じ。結構カラフルですよね。

運航ダイヤ

深夜を除いてほぼ1時間に1本の通行ダイヤです。

HPより

航行時間も70分も一番短く、運賃もお安め。

運賃

HPより

旅客だけなら大人1,090円、小人550円です。

ちょっとした電車感覚ですね。

HPより

割引運賃

割引運賃として以下があります。

・往復割引

・インターネット割引

・事前決済割引

・団体割引

・身体障害者・知的障害者・精神障害者割引

実体験:船がそこそこ揺れる

ただこのルートの懸念点は1つだけあります。

それは船が揺れます。良く揺れます。

マジで揺れます。

PCを開いて仕事でもしようかと思いきや、揺れがひどくタイピングなんてできるもんじゃありません。

使い分けるならこんなパターンで

船酔いする人がいる場合

まず船酔いしやすい人がいる場合は、宇和島運輸フェリー一択ですね。

安定性に優れているので若干の揺れは感じますが、船酔いするほどではありません。

一方で国道フェリーは揺れます。

70分という短時間で航行できるのも最短パターンを進んでいるからです。

リターンにはリスクがつきもの。

船酔いする人がいるなら宇和島運輸フェリーを選びましょう

安くフェリー代を収めたいなら

フェリー代金を安く収めたいなら国道フェリーになりますね。

車両代金だけでも乗用車の多くが占める5m未満でもこれだけ違います。

  • 国道フェリー(三崎ー佐賀関):8,860円 
  • 宇和島運輸フェリー(八幡浜ー別府):12,960円
  • 宇和島運輸フェリー(八幡浜ー臼杵):11,550円

 

旅客のみでも大人で1,000円から2,000円差が出ます。

  • 国道フェリー(三崎ー佐賀関):大人1,090円 小人550円
  • 宇和島運輸フェリー(八幡浜ー別府):大人3,150円 小人1,580円(二等)
  • 宇和島運輸フェリー(八幡浜ー臼杵):大人2,350円 小人1,180円(二等)

この価格差をどう感じるかですよね。

ミックスパターンもあり

目的地に行くときってテンション上がりますよね。

そんなときって車に乗っている時間てそんなに気にならないもんです。

そして、一方帰りの際って疲労が溜まっていたり、早く家に帰りたいと思うもんです。

で、あえてのミックスパターン。

私は今回別府に行った際にこのパターンを採用しました。

行きは国道フェリーを使って、帰りは宇和島運輸フェリーで。

高速道路も行きは伊予ICで降りて、双海の夕焼け小焼けラインで下道をドライブ🚙

帰りは大洲ICから早々に帰路に着くというパターン。

港近くには観光拠点となるスポットがある

港すぐ近くにあるショップを巡るのも楽しみの1つ。

各拠点のショップをこんな感じです。

三崎港だと佐田岬はなはながまさに目と鼻の先にあります。

佐田岬はなはな
宇和海で獲った新鮮しらすの魅力を味わい、楽しみ尽くし佐田岬を堪能できる「佐田岬はなはな」。レストランやカフェもあり、人と物との交流の輪が広がる、佐田岬の魅力がぎゅっと詰まった施設です。

八幡浜港だと八幡浜みなっともすぐそばですね

道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなっと
道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなっとは、地域の素材を活かした産直・物販・飲食施設「アゴラマルシェ」、八幡浜漁港に水揚げされた新鮮な魚を直売する「どーや市場」、情報発信・地域活動の拠点「みなと交流館」などで構成された、八幡浜の新たなシンボルです。

佐賀関港だと道の駅さがのせきが車を走らせて数分で着きます。

道の駅さがのせき
潮風に誘われ、渚で一息

別府港だと別府交通センターがフェリー乗り場に隣接されていますね。

九州・大分・別府のおみやげ 港駅・別府交通センター
大分、別府のおみやげが買える港駅・別府交通センターのホームページです。

臼杵港だと臼杵みなと市場がフェリー乗り場すぐにあります。

http://www.usuki-ichiba.com/user_data/abouts.php
【佐田岬はなはな@伊方町】四国最西端!フェリー乗り場すぐ横のお土産・お食事スポット
愛媛県伊方町といえば何を思い浮かべるでしょうか。 原子力発電所、メロディーライン、風車、佐田岬あたりが割と思いつくとこ...

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