みなさん『デッドニング』って言葉を知っていますか?
私自身はハイエースを購入して車内イジリをするまで知らなかった言葉です。
デッドニング=ドア内部の鉄板に制振材を貼り、振動を抑えることでオーディオの音質交換を高める事です。
一般的には音質の向上に使われる施工技術の事なんですね。
一方で”オーディオの音質を高めることが目的”でない場合もあります。
代表的な目的としてロードノイズや雨音の低減や暑さ寒さ対策などで車内QOLの向上が目的になります。
我が家のハイエースDXも車中泊運用を考えており、快適に車内で過ごせるようにDIYでデッドニングに取り組みました。
まとめ記事はこちらから
防音・断熱デッドニングで使用した製品
私の選定した製品・工具は下記になります。
総額で35,000円程度の費用になります。
デッドニング部品
使用した工具
作業工程の流れ
1.ハンディリムーバーで内装ピンを外し、天井内装を外す
ハイエースの場合、天井パネルが車両前側と車両後ろ側で別れています。
同じ工程を2回行うことになります。
まずハンディリムーバーが大活躍します。
たくさんある内装止めピンを外してきます。
数が多い&天井見上げての無理な姿勢なのでけっこうキツイです。
ランプもドライバーを使って外します。
ここら辺までは難しくありません。
天井パネルを引っこ抜くと鉄板が剥き出しになりました。
ハイエースDX仕様の場合、制音となる素材は一切ありません。
これは雨が降ったらメチャクチャうるさそうですね。
もうやるしかないです。
2.カットしたレアルシルドを貼り、ローラーで固定する
レアルシルドを事前にカットしておきます。
このレアルシルドはしっかりした作りになっており、力を入れないとなかなか切れません。
ですので大型カッター使用がおススメです。
レアルシルドを貼ったあとローラーでしっかり固定します。
(写真はローラーした後です)
3.レアルシルドの上に断熱材をスプレーのりで貼る
レアルシルドの上に断熱材を貼っていきます。
この断熱材(エンデバーハウス)も小さいカッターじゃなかなか切れません。
大型カッターがあった方が便利で早く工程が進みます。
写真のように切った断熱材にスプレーのりで貼りつけます。
上向きの作業なのでスプレーのりは超便利です。
これで後ろ部分の工程は終わりです。
やれやれ😥ですが、まだ車両前側も残っています。
前部分の内装も剥がして同じように作業します。
最終的には天井パネルを元に戻して原状復帰です。
外見からは見た目は何も変わりません。
4.サイドパネルも同じように施工
サイドパネルの施工です。
内装止めピンをハンディリムーバーで同じように剥がしていきます。
剥きだしになった鉄板にこちらもレアルシルドと断熱材を敷き詰めていきます。
断熱材は量が多いので余すことなく埋めていきます。
最後にサイドパネルをピンで止めて工程は終了です。
防音・断熱のデッドニングの効果は?
確実にあります。
サイドパネルの施工中に運転手席側(施工有り)と助手席側(施工無し)で音を聞き比べてみました。
運転手側はノックすると音が吸収されて重い音がするのですが、助手席側は軽い音です。
これは雨が降ったらもっと顕著に分かるでしょうね。
また、車中泊も一度4月に行いましたが、外気を中に入れない断熱効果はしっかり実感できました。
今回私は断熱材(エンデバーハウス)、制振材レアルシルドという選択をしました。
ただ他のブログやYouTubeを見ると十人十色で様々なやり方をしています。
もし、これからデッドニングを試そうと考えている方は自分にあったデッドニングDIYをいろいろ調べるのも楽しいですよ🎵
天井パネルを外したり、サイドパネルを外したりしてDIYするのもハイエースならでしょう。
以上、ちょっと手間のかかるハイエースDIY、【車内の防音・断熱デッドニング編】でした。
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