仲の良い身近な人たちにも相談しづらいナヤミってそこそこありますよね。
それも子どもの身体に関わることならなおさらムズカシイですよね。
相談が難しいおねしょ(夜尿症)対策
”小学生のおねしょ(夜尿症)対策”
幼稚園児ならまだしも、小学生にもなってもまだ、、みたいなイメージもあり難しい問題です。
そして子ども本人もしんどい。
漏らしたくて漏らしている訳でもなく、朝になるとパンツと布団が濡れちゃっている
『あー今日もやっちまったな』という感じと『怒られちゃうかも』という焦燥感で思わず黙ってコソコソと対処する子も多いでしょう。(我が家の子どもがそのパターン)
親側から見ても”子どもが悪いということでは決してない”だけに対策に困っている方も多くいるのではないでしょうか。
そして何より子どもの身体のことだけに周りの人に相談しづらい雰囲気がありますよね。
普段の生活でケアできることと言えば
・なるべく早く寝させる
・寝る直前に水分や塩分を採らない
・夜間に一度起こしてトイレに行かせる
といったことが考えられます。
我が家の場合、小学5年生の娘の夜尿症に長く悩んでいました。
いつか時間と共に改善するだろうという期待も淡いまま、ジュニアパンツを履かせる日々
ただね、実際にこのような商品も多くあることから夜尿症に悩んでいる方が多くいるんでしょうね。
夜尿症の解決のために専門医に相談しよう
娘の場合、ほぼ毎日おねしょをしていました。
ジュニアパンツを履くことで布団が濡れない安心感があったのかもしれません。
(布団のシーツやパジャマが濡れない分、子どもにとってもセーフティに感じるような)
ただ一方で少しづつジュニアパンツを履くことを嫌がるも増えてきました。
それはやはり”恥ずかしさ”から来る自我の芽生えもあったのでしょう。
妻も試行錯誤しながら対策を考えます。
専門医に行くが”正解”
そこで出てきた解決策の1つが専門医に相談してみようということでした。
地元の総合病院で夜尿症にも対応できる医者が来たということでそこに頼ることにしたのです。
娘自身も悩みを解決できる方法の1つという事もあって希望をもって臨んだのでした。
病院へは事前予約が必要
初回はカウンセリングと腹部エコー検査でした
”子どもを夜起こしてトイレに行かす”のはOK
まずはカウンセリングで家庭での対処方法などのヒアリングしました。
ここで新発発!
”夜間に子どもを起こすことはおねしょ対策としては間違っていないという事実”
少しオドロキでもあったのですが夜寝ていても起こすのは全然オッケー👌とのこと
眠りが浅くなるんじゃないかとも思いますが、気にしなくていいようです。
実際に4年生の一定期間、娘も納得の上で夜間なるべく起こしてトイレに行かせるようにしてたんですよね。
実際に起こさなかった(起きなかった)日に較べておねしょの回数は少なくはなっていました。
ただ夜に起こすことのデメリット(熟睡させてあげられない、夜起こすのはかわいそう)などの親目線でいつしか起こすことをやめたんですよね。
腹部のエコー検査
腹部のエコー検査は膀胱の大きさを確認するための検査です。
膀胱が小さいと尿を貯められずが我慢できない⇒おねしょへと繋がるのです。
事前にトイレを我慢して膀胱に尿が貯まった状態での検査です。
その結果、”膀胱の大きさや膨らみに問題ない”ことが分かりました。
そしてこれが結果的に夜尿症の解決への糸口となったのでした。
子ども本人の”解決できる”という自信が一番の解決方法
専門医の診断・エコー検査後、家で何かをした訳ではありません。
薬をもらったわけでも夜に起こすこともしませんでした。
ただ劇的におねしょをする回数が減っていきました。
というか、解決したのです
・専門医の先生に診てもらったこと。
・エコー検査で膀胱がしっかり機能していることが分かったこと。
行動した点はこの2点のみです。
娘本人の言葉です。
『しっかりおしっこが貯められる事が分かったらおねしょしなくなったよ』
要は自分の気持ちの問題(自信)が大きかったようです。
自分自身の身体を診てもらって、身体に不安な点はないと証明できたこと
そしてここから生まれた”私は大丈夫”という自信
自信がつくと無意識に身体も改善に向かうんですね。
”気持ちの持ちよう”っていかに大事か良く分かります
専門医の対応が子どもに合っていた
専門医の先生のケアの進め方が娘に合っていたということも1つあります。
すぐに薬を勧めるのではなく、まずはヒアリング重視で経過を見守るということ。
娘がおねしょ(夜尿症)に対して自信をつける時間を作ってくれた。
そのように感じます。
5月に診察を受けてからまだ2ヶ月弱ですがおねしょはほぼしなくなりました。
まだ月に1回の経過観察中ではありますが、改善したと捉えて良いでしょう。
おねしょ(夜尿症)という悩みから始まったものですが”子どもに自信をつけさせてあげること”がいかに重要であると考えさせられる出来事でした。
家族内での話し合い、取り組みからだけでは解決が難しければ外野(専門医)に頼るも選択肢の1つです。
アプローチを考えながら子どもの自己肯定感を育むスタイルを構築していきたいですね。
かかりつけの小児科はおすすめできない
最後に、かかりつけの小児科に診察してもらうことも選択肢の1つとして考えると思いますがおすすめしません。
というか我が家には合いませんでした。
診断してもらい、尿を貯めるような薬を出しましょう、との事で漢方薬を処方してもらいましたが改善しませんでした。
熱や風邪ならもちろん小児科でじゅうぶんだと思いますが、専門性を伴う内容だったら専門医を訪ねるのがベターだと感じます。
子どもたちから学ぶことって実に多いですねぇ。
ではまた!
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